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Short Novels

▶︎花帽子
二〇世紀初頭、イングランドでは珍しく蒸し暑い夏日。貿易商を営んでいる“わたし”は、海辺の丘の屋敷で庭仕事にかまけている青年アルフレッドのもとを訪れる。何度か彼をロンドンの社交場へ戻そうと試みているが、どうやらアルフレッドには屋敷を離れられない事情があるらしい。優しい伯母の病気を治すため、見えない友人たちを探しはじめた青年のフェアリーテイル。

▶︎EnglishFlowerhat
The story begins in Blackpool in the early 20th century. In a muggy summer morning, Raymond, a trader, visits Alfred, who owns a villa by the seaside. Although Raymond has tried to restore him to high society in London a couple of times, there seem to be complicated circumstances involved he lingers in the villa. Then he tells his subjective experience to Raymond in his lost aunt, Sophie's lovely garden. It is like a fairy tale for Raymond. What is amounts to is this: back in two years ago, for the sick Sophie he had been trying to find her imagination friends called "fairies"...

▶︎輝く子午線
二〇一二年六月、イングランド人の〝ぼく〟はポーランド・ウクライナ間で共同開催されている欧州選手権を観戦するため、ロンドンからキエフまではるばる列車を乗り継いできた。ドネツクへ向かう寝台列車ではフランス人のディディエ、ウクライナ人のイスクラと出会い、宿をシェアしてフットボールの試合も心ゆくまで楽しむ彼らだったが、あるときディディエが警官に追われたことから二人のとんでもない秘密が明かされる。熱狂するグループリーグ決戦の裏、それぞれの勝負に出た四人の五日物語。

 

SpanishLa Rosa Blanca
Un ejercicio de lectura y de escritura.

Long Novels

▶︎オズの国
夏休みをおばあちゃんの家で過ごすことになった十二歳の莢子の、一度しか巡ってこない輝く夏の物語。天狗の信仰があつい久森山に住むおばあちゃん。お山の上には天狗様のお社。ふもとの町には和太鼓の屋敷や入り江。その町ですごした莢子の夏は、風と水、光と闇、人間と妖怪、そして不思議でいっぱいです。町に住まう神々にまつわる数々の伝承や祭り縁起を軸に繰り広げられる夏休みが、今始まります。

※引用・オマージュ文献
・各章の詩は、すべて萩原朔太郎の作品です。
・『キツネ山の夏休み』富安陽子(あかね書房)
・『シノダ!』シリーズ/大庭賢哉絵、富安陽子著(偕成社)
・『草祭り』恒川光太郎(新潮社)
・『The Wonderful Wizard of Oz』ライマン・フランク・ボーム(早川書房)


第一章 天狗
第二章 久森山
第三章 太鼓打ち
第四章 星祭り
第五章 トンボ浦
第六章 ホタル池
第七章 九解き
第八章 盆入り
第九章 逢魔の宮
第十章 百鬼夜行
第十一章 火祭り
第十二章 ヤマタノオロチ
第十三章
第十四章 ライナス - 日本
第十五章 ライナス - 豪州
第十六章 菊理
第十七章 莢介
第十八章 きょうだい
第十九章 九尾
第二十章 異しの原
第二十一章 夏送り
第二十二章 オズの国

▶︎ミスター・レイニー
ハロルド・レイニーは名前に恥じない雨男、詩とまじないを信じる偏屈な青年である。一九九七年ロンドン、ハロルドは大学を中退した日に同年のキース・クラッグと知り合い、彼のフラットで共同生活を始めるようになった。ハロルドの連れてきた暗雲によって生活はどんどん荒天していくも、ふたりは自分なりのやり方で生活を立て直しては理想へ向かおうとする。果たしてレイニーたちがアルカディアに辿り着ける日は訪れるのか。

※引用文献『リバティーンズ物語 ピート・ドハーティとカール・バラーの悪徳の栄え』ピート・ウェルシュ著(ブルース・インターアクションズ刊)

第一部 ブロリー
4. 日蝕
第二部 クラッグ
1. 荒野
4.
第三部 サンシャイン
3. 灯火
5. 流星
6. アルビオン


▶︎メルキオールとわたし
日本人の外語大生〝わたし〟は、留学生としてバルセロナにやってきた。日本で出会ったカタルーニャ人のメルキオールと再会を果たし、彼の友人であり同居人のシャイメ、料理人のイグナシオ、メルキオールの恋人ロシオたちとも交流を深めながら、〝わたし〟はカタルーニャの文化と人々の生き方を学んでいく。メルキオールと〝わたし〟の千一夜物語。


▶︎時を食べた怪物
リーマン・ブラザーズの倒産劇から数日後、英国情報部MI6に所属するハワードは、亡き祖父から託された一八世紀の諜報員に関する調査を終え、ある要人の警護についた。護衛対象は「英国」の化身、国家の総体ともいえる謎に包まれた人物。その彼が臨席するケンブリッジの除幕式はつつがなく進行されるも、ハワードには全く別の目的があった。イギリス国民から「祖国」と慕われる人物を前に、「ハワード」の手記に埋もれた二五〇年前の記憶を語りはじめる。

※史実を基にしたフィクションです。原作者様及び出版社、その他の企業等、並びに実在する国家、人物、事件とは一切関係ありません。歴史上の人物に個人の解釈で性格付けを行っています。歴史・政治には個人解釈が含まれています。

I
II
III 
IV 
V 
VI 
VII

Review

▶︎The Southern Cross
Dear, this country is beautiful as you told me!

▶︎Monochrome: IDP Taiko Ensemble & Friends in Concert
Last mid summer in Japan, I was watching my friend playing Miyake nonstop for over two hours under the burning sun at the Hachioji Festival. His approach was to attack the drum with as much energy as possible, and above all, to lie much deeper in the nature of the local culture of Japan.


▶︎EMPTYSHIP
日本一周忘備録


Xenosaga

・Menschliches, Allzumenschliches
アイルキスユー
・石榴と孔雀
右手に銃を、左手に花を
・スミレの砂糖漬け
・影よ、影よ、影の国
・溺れる魚
・デュランダルの血脈
・心臓抜き
最下層
・明滅する春と修羅 6-1 6-2
・親愛なる君へ 10 11 12 13
・機械は踊る